10:00〜12:00

電池の世界を学びましょう

Part. I 電池の基礎知識
〜「二次電池」と「一次電池」はどう違う、そしてキャパシタとは?〜
Part. II 「二次電池」についての最新動向
〜リチウムイオン電池の開発課題〜
Part. III リチウムイオン電池の「次」が動き出した
〜新発想の次世代電池が世界を変える〜

21世紀のメインテーマはエネルギー・環境、情報、防衛である。そして、そのいずれにも深くかかわり、実現のためのキー・テクノロジーとなるのが、電池技術と製品の開発である。
現在、過熱気味に取り上げられているリチウムイオン電池には越えられない限界があり、その先にある次世代電池を制するものが、21世紀の世界を制ずる覇者となる。
100兆円オーダーの世界最大の産業を制する国は、果たしてどこであろうか。

社団法人 日本粉体工業技術協会 電池製造技術分科会 代表幹事
仲田 眞三 (なかた しんぞう)

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12:00〜12:50 ランチ+名刺交換会
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12:50〜14:20

リチウムイオン電池の世界を学びましょう

Part. I 全体の構造と各パーツの名称&役割り
〜リチウムイオン電池および各パーツの開発課題も踏まえて〜
Part. II 「充電」、「放電」のメカニズム
〜難しいメカニズムではなく、簡単に! 他の電池とどこが異なり、どんな利点があるか〜
Part. III リチウムイオン電池の製造プロセス・フロー
〜必要な製造装置・材料動向も踏まえて〜

家庭用小型電池が懐中電灯の中の狭い空間から解き放たれて、電子機器の電源として表舞台に飛び出してきたのは、トランジスタラジオが世に出た1950年代からと言えるだろう。当初は乾電池が主に使われていたが、70年代、80年代にカセット・プレーヤー、ラジカセ、家庭用ビデオカメラなどが屋外で使われる機会が増すにつれ、充電可能ないわゆる二次電池のウェイトが増し、90年代のノート PC、携帯電話の普及とともに高性能二次電池として、リチウムイオン二次電池(LIB)が不可欠の電池になった。「ケータイも電池なければただの箱」と言われる所以である。
21世紀に入ると LIBはさらに、EVやHEVなどの電動車両用電源、定置型電池としての可能性が検討されるようになって、ますますその重要性が増してきている。一方では、LIBの性能が理論限界に近づいており、今後どのような方向に進むべきか、ポスト LIBは何かについても議論され始めている。本講演ではこのような経緯について解説する。

元 ソニー(株) 執行役員上席常務
西 美緒 (にし よしお)

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14:20〜14:30 ブレイク
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14:30〜16:00

キャパシタの世界を学びましょう 〜電気2重層キャパシタとリチウムイオンキャパシタ〜

Part. I 両キャパシタの違いをめぐって
〜構造の違い/各パーツの名称と役割りの違い/そしてメリットとデメリット〜
Part. II 製造プロセス・フローの違いをめぐって
〜必要な製造装置・材料も踏まえて〜

キャパシタは急速充放電が可能で、高い信頼性を有する二次電源を総称し、電気二重層キャパシタ(EDLC)やリチウムイオンキャパシタ(LIC)が工業化されている。
EDLCは二次電池と比較して、出力密度が高い、寿命が長く高い信頼性を有するなどの長所があるが、エネルギー密度が低いという短所がある。このためメモリバックアップ用途を中心に、小型品が広く用いられきたが、バックアップ用途やパワー用途で近年大型品の工業化が進展しつつある。
LICは、EDLCとリチウムイオン電池の両機構のいいとこ取りで構成される新型キャパシタである。EDLCの優れた特性を保ちながら、エネルギー密度をEDLCよりも3〜4倍向上させたものであり、EDLCが保有するエネルギー密度では、適用が困難であった新たな用途を開拓するものと期待される。
キャパシタの技術について述べるとともに、キャパシタが実用されている市場や実用が期待される市場について解説する。

森本技術士事務所 代表
森本 剛 (もりもと たけし)

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16:00〜16:20 コーヒーブレイク
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16:20〜17:40

リチウムイオン電池と電気2重層キャパシタの市場動向 〜携帯用途から車載用途へ、参入メーカー各社の動向も踏まえて〜

Part. I 各種二次電池&キャパシタの全体動向
〜アジア域の動向も踏まえて〜
Part. II リチウムイオン電池/電気2重層キャパシタ&リチウムイオンキャパシタの市場動向
〜参入メーカー各社の動向も踏まえて〜

リチウムイオン電池は携帯機器向けが主流だが、自動車、産業用機器、新エネなど用途は一気に拡大している。現状、携帯機器向けが全体需要の8割だが、自動車向けが本格化すれば同割合が自動車向けとなるとも言われている。
他方、キャパシタも従来の携帯機器、瞬低、建設機械、工場内搬送システム用途から自動車、新エネなどの用途まで幅広く期待されている。
この講演ではますます用途を拡大するリチウムイオン電池とキャパシタについて、市場動向および参入企業の動きなどを中心に報告する。

半導体産業新聞 「二次電池」取材班 班長
東 哲也 (あずま てつや)

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