インテルのPentiumIIシリーズは、ここに来てまったく下げ止まりの様相が見えない。その最大の理由は、パソコンの低価格化が進んでいることで、ユーザーの下げ要求はさらに厳しさを増している。いわゆるクローンチップを生産するメーカーが追い付いてこない時期は、Pentiumはかなりの高値を維持することができた。しかし、AMDを始めとするクローンメーカーが出荷を拡大し、かつ値下げ攻勢をかけるため、インテルも価格面で対応すべく下げを迫られている。すでに今年に入って5回に渡る価格改定を行っており、PentiumII
300MHzタイプは、ついに4万円台強の水準まで落ち込んだ。しかし、インテルが値下げすればAMDはすぐに追随し、同等製品に対して25%以上安くすることから、値下げ競争は当面のところ歯止めがかからないだろう。

|