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韓国LCD業界、大手3社構図揺れ!!
IMF渦中、財閥改革加速!!/世界第2位の立場も危うし!! |
| 韓国のLCD業界がIMF渦中で辛い思いを強いられている。現在、韓国の各LCDメーカーは大部分の投資を中断している。競争力を喪失した既存のLCDラインを海外へ移転したり、外国メーカーからの資本投資を要求するなど、構造改革に必死である。とりわけTFT−LCD分野は今年からもっと困難な状況に置かれている。 |
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財閥グループの代表格
現代電子本社ビル |
韓国内の大手3社(サムスン、現代、LG)の構図も揺れ始めている。現代電子(ソウル市鍾路区桂洞140-2、Tel.02-746-8211、代表:Kim
Young Hwan)は、グループ全体の大々的な事業構造改革と絡み合い、昨年度日本メーカーに発注していた3.5世代のTFT−LCD生産ラインの導入を当分保留した。これに同社のKim社長は、事業構造改革に踏み切る状況を説明し、「いままで6000億ウォン強の投資をしているLCD事業の経済性を生かすため、戦略的なパートナーと合資を推進している」ことを明らかにした。
また、LG電子(ソウル市永登浦区汝イ島洞20、Tel.02-3777-1114、代表:Ku
Ja Hong)も、系列のLGセミコンの営業実績悪化で、同社で担当していたLCD事業部をLG電子へ移管。生産と営業を同時に行い、外国メーカーからの投資も期待している。
このように韓国の各LCDメーカーは構造改革を打ち出し、日本に次ぐ世界第2位の生産国という立場は、昇龍台湾メーカーの激しい挑戦に揺れ動いている。韓国メーカーの97年投資額は22億ドルにも達していたが、今年は当初の計画15億ドルを大きく下回る1億ドルにとどまると予想される。一方、台湾メーカーは今後2〜3年内に10億ドル強を投資するという。TFT−LCD市場と同様にSTN−LCD市場においても苦戦を強いられそうだ。韓国内のSTN−LCDメーカーも今年の投資計画を保留。採算性を喪失した生産ラインを海外へ移転している。
三星電管(ソウル市中区大平路二街120、Tel.02-751-3355、代表:Son Euk)は7月、STN−LCDの遊休設備の一ラインを、賃貸工場である中国工場に移転。LCDモジュールを月産50万枚とLCD−POL100万枚を生産し始めた。また、92年韓国内中堅のLCDメーカーを引き受けたオリオン電気(ソウル市永登浦区汝イ島洞34-3、Tel.02-768-8755 代表:Kim
Young Nam)も、赤字事業であるSTN−LCDラインを中国へ移転することを計画。韓国電子(ソウル市瑞草区良才洞275-7 KECビル、Tel.02-589-5000)も今年の投資を全面的に保留し、台湾メーカーとの合資の意向を示している。
これらの要因から、韓国LCDメーカーは、ブラウン管以降の次世代の最先端市場ともいわれるLCDを喪失する危機に瀕しているといっても過言ではない。すでにSTN−LCD市場においては台湾メーカーに遅れを取っており、TFT−LCDにおいても韓国メーカーの構造改革の嵐で、2000年には台湾メーカーが韓国メーカーより先立ってこの市場を先占するとの予想もある。とりわけTFT−LCD市場からの先占を奪われてしまう場合、モニターとその次のディスプレー市場においても永遠に遅れを取るのでは、という憂慮さえ浮かび上がってくる。
韓国のLCD産業をもう一度生き返らせるためには、政府の積極的な支援策と、とりわけ莫大な投資額が必要なTFT−LCD産業における、各企業の果敢な投資ができる環境が必要となる。つまり、いち早くIMFからの脱出することにあると思われる。
(ソウル・嚴 在漢記者)
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