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鳥取三洋電機、低温ポリに新規参入
TFT新工場に約30億円投資/岐阜と2拠点体制へ
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鳥取三洋電機デバイス事業本部LCD事業部 |
鳥取三洋電機(株)(鳥取市立川町7-101、TEL.0857-21-2001)は、現行のアモルファスシリコン(a-Si)TFTに加えて、低温多結晶(LPS)型のTFT方式LCDにも新規参入する。約30億円を投資して設備を導入、来年1月から生産を開始する。
高画質のLPS型はDSC(デジタルスチルカメラ)やDVC(デジタルビデオカメラ)用などで市場が急拡大しているが、画面の大型化が難しく、先行する三洋電機グループでもこれまで2インチ程度の小画面しか量産できなかった。三洋では薄膜トランジスタの改良で中型画面の効率生産技術を確立したもの。小画面のLPS型はグループ企業の三洋LCDエンジニアリング(三洋電機岐阜製作所構内)が生産していたが、現状ではガラス(300×400mm)処理能力が限界に達しているため、鳥取三洋電機が新たに稼働させたTFT新工場(ガラスサイズ550×670mm)で生産、LPSで2拠点体制をとることになった。
鳥取三洋電機はa-SiTFTの新工場の中間工程にLPSのラインを設け、中型の4〜8インチクラスのLPS型TFT方式LCDを生産する計画。当面、PDA(携帯情報端末)やカーナビゲーション装置向けに出荷するが、将来パソコンのディスプレー向けなど大画面も手掛けていく。これによって、三洋グループのLPSは4インチまでの小画面を三洋LCDエンジニアリング(岐阜)が担当、鳥取三洋電機は当面4〜8インチクラスの中画面を生産−と棲み分ける方針。鳥取三洋のLPSは今のところ、量産時で4インチ換算月産13万〜14万枚の生産規模を見込んでいる。
鳥取三洋電機はデバイス事業本部LCD事業部で液晶事業を展開しているが、これでSTN方式、a-SiTFT方式、LPS型TFT方式の3タイプのLCDを手掛けることになる。
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