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富士通と日立製作所が契約 −次世代PDPを共同開発
相乗効果で開発スピードアップ


 富士通(株)(東京都千代田区丸の内1-6-1、Tel.03-3214-3211)と(株)日立製作所(東京都千代田区神田駿河台4-6、Tel.03-3258-1111)は、次世代プラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)の技術とその量産化技術に関する共同開発契約を締結した。
 両社は、今回の契約により、PDPのセル設計、駆動制御、プロセスおよび材料開発、生産設備ならに量産化技術などに関する共同開発を促進する。そのために、(1)「商品開発プロジェクト」(2)発光効率の向上を目指す「新プロセス開発プロジェクト」(3)低コストパネルの量産プロセス技術の確立を目指す「新プロセス開発プロジェクト」の3プロジェクトを発足させ、高性能で市場競争力のある次世代PDPの早期開発を目指す。
 PDPは大画面・薄型の平面ディスプレーとして期待されており、現状ではその特徴を生かした業務用情報ディスプレーを中心に需要が急速に拡大している。また、米国では地上波デジタル放送が今秋から、日本ではBSデジタル放送が2000年から放送開始を予定している。PDPはこのデジタル放送時代における次世代テレビのキーデバイスとして本命視されており、21世紀初頭には年間300万台の市場規模に達するものとされ、高輝度化、高精細化などの表示性能やコストパフォーマンスの向上が早急に求められている。
 こうした背景から、両社がこれまで培ってきた基本技術や生産技術などのリソースを結集し、商品開発、性能向上、新プロセス開発などの協力による相乗効果により、開発のスピードアップを図ることで合意した。
 両社は来春ごろには発光効率などで開発成果得られると見ており、日立製作所ではその成果を踏まえてPDP量産工場は来年半ばごろの建設を検討していく。なお、この契約は年度ごとに見直して更新する。

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