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19981007日 水曜日
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SRAM市場、連続シュリンク
97年は20%減、256K、1Mが主力
サムスンとNECが大幅増産

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 SRAMの市場規模は、WSTSによれば97年は前年比20.1%減の37億6200万ドルとなり、2年連続して大幅なシュリンクとなった。SRAM市場は95年がピークでキャッシュメモリー市場の拡大により前年比61.8%増の60億7300万ドルと大幅に伸びたが、それ以降はDRAM価格の下落に引っぱられSRAM価格も下落したのに加え、DRAMの低消費電力化、高速化によりバッファーメモリーなどにおいてSRAMからDRAMへの置き換えが進んでいることがその原因と見られる。また、容量別に見ると、97年は64Kの比率が19%(前年19%)、256Kが45%(同46%)、1Mが33%(同32%)、4M以上が3%(同3%)となっており、比率的にはほとんど変わっていない。64KSRAMも一定の市場を確保しており、256KSRAMから1Mへのシフトも進んでいない。
 当社の集計では、1MSRAMの生産規模は前年の月産1845万個から57.7%増の同2909万個と大きく増えており、256KSRAMは前年の月産1890万個から5.0%減の1795万個となっており減産基調で推移している。256KSRAMから1MSRAMへのシフトが着実に進行しているといえる。
 表のように1MSRAMについて見ると、サムスン電子とNECが業界をリードしているのがわかる。順位も前年と大きく違っている。サムスン電子は前年の月産250万個から同720万個に増産、NECも前年の月産150万個から同600万個に大幅に増産した。前年トップの東芝(前年350万個)をはじめ、三菱電機(250万個)、シャープ(250万個)、現代電子(50万個)、セイコーエプソン(20万個)の各社がそれぞれ増産した。日立製作所は前年と横ばい。一方で、ソニーは前年の300万個から100万個減産、汎用SRAMの生産を中止し高速品に特化する戦略だ。また、三洋電機もフラッシュメモリーへの注力から減産基調にあり、富士通はSRAMの生産を中止した。
 さらに、4MSRAMへのシフトも進みつつある。特に、1MSRAMの上位3社が増産を図っている。サムスン電子はすでに月産120万個に達しており、NECも2M/4MSRAMを合わせ同100万個前後のもよう。東芝も月産70万個となっている。
 256KSRAMは、全体的には前年から減産基調にあるが、現在では増産しているメーカーもあり各社各様の動きとなっている。サムスン電子が前年の220万個から大幅に増産、現在ではトップメーカーとなっている。三菱電機は前年と横ばいだが、NECは50万個増産、三菱電機と同規模となっている。また、東芝も前年に比べ20万個、日立製作所も70万個増産した。増産しているメーカーがある一方で、ソニー、シャープ、三洋電機、現代電子は減産した。富士通、沖電気工業は生産を中止した。

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