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フィリップス、TSMCなどと合弁でシンガポールに新工場建設〜12億ドルを投入

scn1306-03.jpg (28271 バイト) シンガポールの象徴マーライオンと高層ビルが林立するビジネスセンター


 フィリップス セミコンダクターズ(オランダ・ナイメーゲン、日本法人・日本フィリップス(株)=東京都港区港南2-13-37、Tel.03-3740-5111)は、TSMC社(台湾積体電路製造、日本法人・ティー・エス・エム・シー(株)=横浜市西区みなとみらい2-3-5、Tel.045-682-0670)およびシンガポール経済開発庁(EBD)と合弁でシンガポールに新工場を建設する。投資額は12億ドル。0.25μm以下のプロセスを採用、ロジックICを生産する。
 新工場「MOS−5」は、99年初頭に着工、2000年下半期の生産開始、2003年のフル稼働を予定している。7000?のクラス1のクリーンルームを設置。フル稼働時の生産能力は8インチ年産36万枚、チップ数は年産3億個相当で、従業員数は約875人と計画している。
 フィリップスは、主に民生・通信機器向けのロジックIC市場における現在の主導的地位を維持するために建設するもの。同市場は現在でも比較的堅調であり、2000年後半にはさらに拡大するとしており、長期的視野に立って投資を新工場建設を決めた。
 合弁会社への出資比率は、筆頭株主となるフィリップスが48%、TSMCが32%、EBDが20%となっている。製造キャパシティーの利用比率は、フィリップスが60%、TSMCが40%としている。合弁会社の取締役会は出資者から派遣される役員で構成されることになっている。
 フィリップス側は「TSMCとの長年にわたる付き合いを通じ、技術面、製造面、顧客サービスにおける勘所をお互いに分かり合っている。最新鋭ファブの運営に要する重い財務コスト負担を分かち合うことができるとともに、フル稼働への立ち上げ期間を短縮できる」としている。
 一方のTSMC側は「今回の合弁によるシンガポールのファブは、セカンドソースとしてのコミットメントの一例であり、また当社の増産に向けた長期戦略とも一致する」と語っている。さらに、EDBもシンガポールで11番目となるウエハー工場の稼働を歓迎している。


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