TFT−LCDの生産は現在、ほぼフルの状況にあり、供給過剰感はほぼ解消されている。このため価格は全体に下げ止まり状態にあり、一部の取り引きでは小幅ではあるが、1000〜2000円の範囲で値上がりしている。現在主力の12型は3万3000円前後の水準で、アプリケーションによっては3万円台半ばの取り引きもある。また、大ロットのPC用の場合は3万円前後の取り引きもある。今後13型以上の需要が急上昇するのに対して、現在の各社の主力ライン(550×650mm)からは、これまでの6枚取りに対して4枚取りしかできず、数量が絞られるため、年末にも供給逼迫感が生じるとみられる。TFTは12型で、1枚当たりの販売で1万円近い赤字を抱えての販売が続いていたわけで、「収益重視」の市場が形成されることが望ましい。

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