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19981111日 水曜日
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WSTS、98年秋季半導体市場予測発表
98年は10.9%減の1222億ドル/99年は6.6%増と回復/DRAMは34.7%減

 WSTS(世界半導体市場統計)は、1998年秋季市場予測会議でまとめた2001年までの市場予測を発表した。
 それによると、世界半導体市場のドルベースでの伸び率は98年は10.9%減のマイナス成長と予測、春期の予測1.8%減を大幅に下方修正した。99年は、6.6%増のプラス成長に回復し、2001年までの年平均成長率は5.8%増となると予測している。
 WSTSは、世界の半導体メーカー72社(米国34社、日本19社、欧州9社、アジア10社)が加盟している半導体市場に関する世界統計機関。加盟会社の半導体出荷額・出荷数量を製品別・地域別に毎月集計し統計を発行している。会議は年2回春秋に日・米・アジア・欧の持ち回りで行われることになっており、今回の会議は米国が開催を担当、サンディエゴで10月13日から16日の4日間開催された。会議には世界の主要半導体メーカー37社(日本8社、米国18社、欧州5社、アジア6社)、約60人の代表者が参加した。
 今後の半導体市場の予測の背景として、半導体需要に機器動向について考察を行っており、(1)世界パソコン市場は地域差があるものの、成長は維持、(2)大容量化・高速化などによる周辺機器市場の高成長、(3)堅調なデジタル移動体通信機器市場とネットワーキングの普及、(4)民生用電子機器におけるデジタル化の進展、(5)カーエレクトロニクス市場の拡大などを成長要因として挙げている。
 世界半導体市場のドルベースでの伸び率は、98年は10.9%減のマイナス成長になるとしている。その後、99年は6.6%増と回復し、2000年は13.6%増、2001年は16.2%増と回復基調が持続するものと予測、その結果97年から2001年までの年平均成長率は5.8%増となる。春の時点の予想より98年の伸び率を下方修正した理由については、3月から8月までの経過が予想より芳しくなかったためとしている。
 98年の四半期ごとの対前期比伸び率は第1四半期から、それぞれ9.0%減(実績)、5.6%減(実績)、2.0%増(予測)、3.2%増(予測)となっている。この結果、世界の半導体市場規模は1222億ドル(16.6兆円)、対前年150億ドル減となる。
 98年における製品別のドルベースの市場予測では、ディスクリート全体は7.6%減(うちオプトデバイスは2.1%増、ディスクリートは10.9%減)の163億ドル、IC全体は11.4%減の1059億ドルの市場規模になるものと見ている。ICの製品別では、MOSメモリーは25.7%減、MOSマイクロは3.2%減、MOSロジックは14.9%減、アナログは4.6%減となっている。
 DRAMの伸び率は、98年は34.7%減、99年は13.5%増、2000年は26.0%増、2001年は28.4%増の伸びを予測、99年から市場が回復するものと見ている。
 市場回復の要因としては、電子機器のマーケットの成長、マイナス幅の飽和状態、ハイスピード品などへの移行で金額ベースでの回復、などを挙げている。
 フラッシュメモリーの世界市場規模は、97年は27億200万ドル、98年は8.6%減の24億6800万ドルとなるものの、99年は11%増の27億4060万ドルと97年のレベルまで回復すると見ている。
 日本の半導体市場の伸び率は、円ベースで97年は4.4%増であったが、98年は、13.3%減とマイナス成長となり、99年は3.8%増、2000年は8.7%増、2001年には11.6%増と回復するものと予測している。97年から2001年までの年平均成長率は1.4%減と唯一のマイナス成長地域となる。ちなみに98年の日本の市場規模は約3.4兆円。
 為替レートは97年がUS$1=121.0円、98年は135.5円、99年以降は139.5円を前提としている。
 問い合わせは、(社)日本電子機械工業会電子デバイス部(東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル7階、Tel.03-3213-1065、FAX03-3211-0993)中川・川手・坪倉まで。

詳しい統計資料を下記アクロバットファイルで添付いたしました。

世界の製品別半導体市場規模

世界の地域別半導体市場規模

*アクロバットリーダーのプラグインソフトウェアが必要な方は下のアイコンをクリックしてインストールして下さい。

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