主力汎用メモリーの64MDRAMの価格が、ここにきてじりじりと上昇している。昨年11月時点で3000円前後の水準にあった64Mは、わずか2〜3カ月で2000円を大きく割り込むほどの急落ぶりをみせたが、秋口に入って価格は安定した。大手需要家渡しについては、ここ5カ月間ほど価格の幅に変動はない。64Mシンクロナスタイプは1個1050〜1200円の水準で、ここにきて4〜5%上昇している。しかし、大量ユーザーの大手パソコンメーカー向けは、7〜8月ごろの価格とほぼ同じ水準で推移しているとみられ、小規模需要家のみ値上げが通った形。日韓の大手DRAMメーカーが実行している減産効果がようやく実ってきた形で、一方、DRAMの最主力用途のパソコンがここにきてはっきりと回復傾向に出ていることも影響している。

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