自発分極液晶、開発急ピッチ
μm秒台応答が可能/TFT駆動で増す魅力/デンソー、富士通、東芝など7社が試作
2004年に各家庭まで、光ファイバー網を用いた情報通信サービス「ファイバー・トゥ・ザ・ホーム」が予定されている。これによって大量に伝送される情報を、動画表示する技術として自発分極液晶(強誘電/反強誘電性液晶)の開発が急ピッチだ。
光ファイバーによって、画像データをPCで表示するには、現在のネマティック液晶によるLCDでは応答速度が遅く(2〜100ms程度)、鮮明な動画を表示できないと問題視されている。そこで高速応答可能な自発分極(強誘電/反強誘電性)液晶がにわかに注目され、すでにデンソー、富士通、東芝など7社が試作にこぎつけている。
TSMC、99年設備投資は8億ドル
年末に生産能力8インチ175万枚/年
台湾最大の半導体メーカーであるTSMC(新竹科学工業園区園区三路一二一号、日本法人=ティーエスエムシージャパン(株) 横浜市西区みなとみらい2-3-5、Tel.045-682-0670)の99年末の計画生産能力は、8インチウエハー換算で175万枚/年、投資金額は8億ドル程度を見込んでいる。同社は97年に33%増、98年には37%増と大幅な設備拡張を行ったが、99年は増加分を0.25μm以上のハイエンド分野に絞り、既存設備の稼働率向上とプロダクトミックスの改善を図る。
特別インタビュー/NECディスプレイ事業本部カラーPDP事業部長 世古澄人氏
PDPビジネス本格化/鹿児島にPDP月3万枚体制構築/2001年市場規模270万台予想/6月にワイド50インチ投入
マルチメディア時代の次世代大型ディスプレーの本命として登場したカラープラズマディスプレー(PDP)は、駅や空港のインフォメーションボードや展示会場など業務用を中心に市場を拡大している。価格が高いため家庭用市場への浸透が課題となっているが、昨年鹿児島に量産工場を立ち上げ、本格的にPDPビジネス事業をスタートさせたNECディスプレイ事業本部カラーPDP事業部長の世古澄人氏に事業戦略を聞いた。
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