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2006年5月24日 水曜日
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クリーンルーム市場拡大で施工各社堅調

 単価下落への対抗策が今後の課題
 静電気対策が新たな技術課題として浮上

 設備投資の回復を受け、クリーンルーム市場が活況を呈している。最新の本紙集計によると、06年度の国内大手半導体12社の設備投資金額は計1兆1579億円で、これは対前年度比7%増となる。こうした数字に裏打ちされた国内投資の回復傾向が、クリーンルーム市場の活況に直接的を後押ししている。
 また、市場自体の裾野が広がりを見せており、これはクリーンルーム施工業者やクリーン機器メーカーともに実感するところである。もはや特殊環境とはいえないほど、クリーンルームは周辺産業(装置・部材)工場や後工程で普及が進んでいる。液晶市場が典型的であり、デバイスのみならずカラーフィルターや偏光フィルムといった周辺部材も当然のようにクリーンルーム化が進んでいる。05年度のクリーンルーム施工各社の業績を下支えしたのは、この液晶市場のクリーンルーム化が最大要因であった。
 ただし、クリーンルーム市場も決して順風満帆とは言えない。市場拡大の一方で施工単価は下げ止まることなく、依然として低い水準で推移している。ミニエン化により清浄度空間が小型化していることに加え、プロセスの歩留まりとの密接な相関関係が小さくなっていることも、技術的差別化を排除した一因として働いている。
 低コスト化、短工期化という二つの大きな潮流にいかに対応するか、施工各社が頭を悩ませるところだ。ある大手施工業者からは、「従来型のクリーンルーム施工事業では、先行きが厳しく、今後は成り立たないだろう。部材や施工法の見直しといった根本的な再構築が求められるだろう」という声も聞かれる。この危機感から、従来事業・技術の延長線上から脱却し、新たな事業形態の模索に本腰を入れる動きがいよいよ本格化しているようだ。

設備投資回復と裾野拡大でクリーンルーム市場は活況

設備投資回復と裾野拡大でクリーンルーム市場は活況






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