「産業タイムズ社ホームページ」へ
Copyright
Semicon-News
2008年1月30日 水曜日
半導体フォーラム セミナーのご案内



Semicon-News Headline


産業タイムズ社 定期刊行物
産業タイムズ社 書籍のご案内

ご購読お申し込み

ご意見などはこちらから



200mm中古製造装置・リファブ市場が活性化

 中国の設備投資は中古市場が主流に
 TSMC上海、プロモス重慶など合計20万枚

 中国の半導体工場(前工程)の設備投資は2008年以降、200mmウエハー対応の中古製造装置の導入案件が急増する。案件ベースでは中古装置による生産ラインの立ち上げが大半を占め、金額ベースでも全体の30%まで拡大する。台湾資本のTSMCとプロモス、中国資本のセンションとCSMCは中古装置により合計で月産約20万枚の200mmファブを立ち上げようとしている。中国の半導体工場の設備投資は当面、中古装置の導入が主流になりそうだ。

 中国の半導体(前工程)製造装置の市場規模は、00年の段階で約2億ドルだったが、その後、SMICを筆頭に中国半導体ブームに火がつき、04年は10倍増の20億ドルに拡大した。しかし、04年の五輪開催後に世界的に半導体市況が冷え込み、05年に中国ファンドリーは一転して設備過剰に陥った。この年の装置の投資額は10億ドル弱に激減している。その後は06年に20億ドル、07年は22億ドルと、04年の投資水準になんとか回復した。
 SEMIチャイナなどのデータによると、08年の中国の前工程装置市場は約24億ドル(前年比約10%増)と04年よりやや大きくなるとみられる。しかし、設備投資の中身は04年と比べて大きく異なる。04年の設備投資では新規装置が90%を占めたが、08年はこれが65%に縮小してしまう。08年の装置投資額は04年の水準を超えるものの、新規装置に限定すれば、残念ながら04年と07年の水準(19億ドル前後)には届かない。
 08年の新規装置の投資額(16億ドル弱)に対して、中古装置は8億ドル程度と、全体の1/3を占める。この流れは10年まで続くことが予想される。
 08年以降に中古装置を導入する200mm工場は次のとおり。
 台湾資本のTSMCは、米アトメルの英ノース・タインサイド工場から200mm対応の中古装置一式を8200万ドルで購入。TSMCの上海工場に月産能力約3万枚弱(0.13〜0.18μm対応)の製造装置を移設する。これによりTSMC上海の生産能力は月産6万枚に引き上げられる。移設後の生産開始は08年6月を予定している。
 プロモスは08年1〜3月期、重慶市に建設中の200mm工場に月産能力2万枚の中古装置を立ち上げる。さらに月産能力4万枚の中古装置の導入も予定し、合計6万枚の製造装置を09年までに立ち上げる計画だ。中古装置はUMCジャパン、テック(シンガポール)、AMD(独ドレスデン)、プロモス(台湾)から移設する。
 成都政府などが設立してSMICがファブ運営を受託するセンション(成都成芯半導体製造、四川省成都市)は、広島エルピーダメモリから200mm対応の中古装置を移設する。この装置の生産能力は月産5万枚、売却額は3億950万ドル。2段階に分けて約半分ずつ移設する。08年内に第2段階の装置搬入を予定している。
 中国の150mmファンドリー大手のCSMC(江蘇省無錫市)は、中古装置を購入して200mm製造への参入を計画している。無錫市のハイニックスSTから月産能力5万枚の200mm中古装置を購入するもよう。







© Copyright 2008 Sangyo Times, Inc. All Rights Reserved