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2008年6月25日 水曜日
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日本半導体大手13社、08年度売上高 前年割れ濃厚

 需要鈍化、原材料高騰に加えて円高が影響
 07年度は1.7%増収も20%近い減益
 パワー特化の三菱11位へ浮上

 本紙は、日本半導体大手13社の2007年度半導体売上高と営業利益の実績、および08年度計画をまとめた。これによると07年度の売上高合計は前年度比わずか1.7%増の6兆4900億円にとどまり、営業利益(公表している11社)の合計は同比約18%減少したもよう。08年度の見通しはさらに厳しく、売上高合計は05年度以来3年ぶりの前年割れに陥る可能性が濃厚だ。

 07年度売上高は、13社のうち半数の7社が前年割れ、伸びた6社はすべて5%以上増収という結果となった。この6社のうち富士通以外は社内にセット部門を持っており、オリンピック前年という時期を反映したといえる。ランキングは上位4社に変化がなかったが、DRAM不況の直撃を受けたエルピーダが5位→7位に下がり、パワーデバイスが好調だった三菱電機が13位→11位に浮上。首位の東芝は、主力のNANDフラッシュが50%強値下がりしたものの、メモリー部門全体で19%の増収を達成した。
 利益面では、ソニーがプレイステーション(PS)3/ポータブル用、NECエレが任天堂ゲーム機用のロジックを主力に黒字に転じたものの、DRAM価格下落の影響を大きく受けたエルピーダは前年度比900億円減で赤字に転落し、ランキングも4位→13位に急降下。NANDフラッシュとLEDの価格下落で、東芝は前年度比30%、日亜化学は25%の減益となり、三洋半導体も再び赤字になった。営業利益を公表している11社(概算値も含む)の合計額は、前年度の3500億円強から2900億円強へ大幅に減少したもようだ。
 08年度の計画に視線を移しても、明るい材料には乏しい。先ごろ世界半導体市場統計(WSTS)が発表した08年春季予測によると、08年の世界半導体市場は07年比4.7%増と予測された。計画値を公表していないエルピーダを除く12社のうち、これを上回る売り上げ成長率を公表しているのは東芝と松下のみ。12社のうち、PS用ロジックの数量減とコストダウンで22%減収を見込むソニーをはじめ、堅実経営で知られるロームなど半数の6社が減収を予測している。
 これに伴い、DRAM価格が早い時期に回復したとしても、13社の合計売上高は07年度実績を割り込む可能性がきわめて高い。営業利益の11社合計はポジティブにみても3000億円程度にとどまり、07年度から微増または横ばいという見通しである。






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