|
|
![]() |
||
| 2008年7月23日 水曜日 | |||
|
|
発光デバイス、市場拡大本格化 成長を牽引するアプリケーション出揃う 08年は7000億円突破へ LED、半導体レーザー(LD)に代表される発光デバイス市場が復調してきた。2007年の世界市場規模は6600億円になったとみられ、前年をわずかながら上回った。LEDは一般照明や中〜大型液晶バックライト(BL)、光ディスク用LDはブルーレイディスク(BD)への規格統一。成長を牽引するアプリケーションが出揃い、08年は7000億円を突破する見込み。好調な通信用LDをあわせ、市場拡大の流れは08年以降さらに本格化しそうだ。 ■LEDは照明とBL用に需要急拡大 LED市場はこれまで、携帯電話の出荷拡大とともに成長してきたが、ローエンド端末の増加や輝度向上に伴う搭載個数の減少により、ここ2〜3年は出荷の伸びを上回る単価下落にさいなまれてきた。 だが、07年後半からLED照明の普及が本格的に立ち上がっている。防犯灯や街路灯、信号機といった長寿命・ノーメンテ光源で置き換えが進み、間接照明を多用する海外ではLED電球の販売が拡大。温暖化問題に端を発する世界的な環境意識の高まり、洞爺湖サミットの開催などが需要を後押しし、演色性の高さでイルミネーション需要も開拓している。 一方、民生用途では、ノートPCへのLED-BL搭載が加速してきた。バッテリー駆動時間の延長に資する省電力と、CCFLでは困難な薄型デザインを実現できることが採用に拍車をかけている。また、大型液晶TVもLEDの採用を準備中。世界的な販売競争に打ち勝つため、LED-BLでセットを差別化するのが狙い。年末商戦にはLED-BL搭載TVが登場すると噂されている。 こうした需要を満たすには、膨大な数のLEDが必要になる。今後、新規参入や生産能力を増強するメーカーが相次ぎ、大競争のなか、10〜12年にかけて各社の収益が大幅に拡大することが予想される。 ■光ディスク用LDは2波長と青紫色が急増 光ディスク用LD分野は、赤色1波の高出力化にめどが立ったことから、各社ともモノリシック2波長の増産に動き出している。そのなかでも得意分野に集中した専門特化が進んでいる。日本国内だけでなく、BRICsなどの新興諸国でも2波長の需要が出てきており、数量増加が期待される。 また、青紫色LDは次世代DVD規格が一本化されたことから、BD対応セット機器の拡大が見込まれており、追い風が吹いている。各社とも新たな収益源として期待を寄せており、製品開発および増産が活発化している。さらにBD対応レコーダーの需要に伴い、記録用向けの高出力タイプの需要が伸びており、各社間で高出力化競争が繰り広げられている。 |
||
|
© Copyright 2008 Sangyo Times, Inc. All Rights Reserved |
|||