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2009年5月27日 水曜日
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岐路に立つクリーンルーム

 待たれるポスト半導体・液晶産業の成長
 単体での省エネ化に限界
 製造装置も含めた総合的な取り組みに活路

 2008年度のクリーンルーム市場は、半導体・液晶産業の未曾有の低迷を受けて大幅なマイナス成長を余儀なくされた。太陽電池関連の一部や二次電池向けドライルームなどのマーケットの広がり、堅調な医薬品向けのバイオクリーンルームなどの底支えはあったものの、半導体・液晶産業の落ち込みをカバーすることはできず、厳しい局面となった。09年度についても、3〜4月にデバイスの在庫調整が一段落し、生産が上向いたとの声が聞こえ出したものの、新規の大型投資計画の発表は皆無。本格回復は10年度以降に持ち越しとなりそうだ。

◇裾野の広がりを模索
 ルネサス テクノロジとNECエレクトロニクスの事業統合、パナソニックの三洋電機買収、富士通のファブライト化の推進など、国内半導体産業では、メーカーの合従連衡による寡占化や事業のスリム化が進展し、大型の投資案件数は漸減傾向で推移するものと予測される。クリーンルーム各社では、その対策として新規マーケットの開拓を急ピッチで進めている。
 新たな市場の一つとして期待が集まるのが、先述のエネルギー関連。つまり太陽電池や二次電池製造向けのクリーンルームである。両市場ともポスト半導体・FPDとして活況を呈しており、投資額は半導体などと比較して小規模(場合によっては1桁以上の違い)ではあるものの、今後、案件数は増加していく。しかしながら、太陽電池関連でも現在主流の結晶系の製造ラインではクリーンルームを必要とせず、薄膜系の製造ラインでクラス1万レベル。二次電池においても、ドライルームがメーンであり、半導体ほどの超高清浄度のクリーンルームを必要としない。金額面からみると、やはり半導体・液晶産業の回復に期待せざるを得ない現状がある。






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