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2012年1月11日 水曜日
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2012年電子デバイス市場、モバイル用途 好調持続
 NAND、ACPU堅調
 新材料デバイスも登場

 国内外で未曾有の自然災害に直面した2011年の国内電子デバイス産業。奇跡的なスピードで復旧を成し遂げつつあるニッポンの電子業界が直面する12年の天気は一体どうなるのか。スマートフォン(スマホ)やウルトラブックの普及が進み、引き続きNAND型フラッシュメモリーをはじめ、アプリケーションプロセッサー(ACPU)や高画素イメージセンサーなどが堅調に推移する。基地局などにGaN(窒化ガリウム)高周波デバイスの立ち上がりも見えてくるなど、新材料デバイスも明るい話題になる。

 世界半導体市場統計(WSTS)の秋季市場予測によれば、12年は2.6%成長が見込まれており、低水準ではあるが、再び史上最高額を更新すると見込まれている。震災の影響が払拭される日本市場は5.5%成長になると予測されており、世界の他の地域より伸び率が大きくなる見通しだ。
【半導体】
 半導体産業は基本的にシステム・セット機器に大きく左右される。代表的な事例は汎用DRAMだ。パソコン出荷台数の低迷で大きく値崩れし、OSライトの傾向が強まるなか、搭載容量は4GBクラスで十分という認識が徐々に広まっており、大幅な総ビット成長は期待できず、当面厳しい局面が続きそうだ。最悪のケースでは、資金ショートに直面するメーカーや大きな業界再編につながる可能性も出てこよう。
 NAND型フラッシュは、スマホやタブレットPCに64GBクラスの大容量チップが搭載され始めた。12年の総ビット成長は高いケースで70%以上とみられ、当面は堅調に推移しそうだ。加えて、SSD化比率の高まりで大容量帯の製品が普及拡大期に来た。早晩、主要メモリーの座をDRAMから奪うことになる。





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